チャウチャウちゃうでパンダやで。

自転車乗ったら書く日記。

S-Works Tarmac SL6を買いました

ほんとは買うつもりなかったのに。f:id:thirdman:20191206204829j:image2019年はスペシャのアレースプリントに乗っていて特に不満もなく。

見た目がお気に入りで、乗り心地も悪くなく、アルミフレームならではの踏みごたえがあって、カーボンクリンチャー履かせて7.3kg弱でそれなりに登れるし、買い替えたい気持ちは全然なかった。

それでも次に自転車買うときには世の流れ的にディスクロードにせざるを得ないだろうって考えていて、そうなると100万円コースなので早くとも来年以降だろうなって思っていたのだけど。

ある日の練習帰り道、チェーンがジャムった?って思ってよく見たらご覧の有様だった。

わかりにくいかもしれないけど、フロントディレイラーの台座が破断。アレスプの台座は溶接されているので交換はできない…。ついでにフロントディレイラーも破損。

フロントシングルにして乗ることはできるのだけど、ロードレースをフロントシングルで走るのは厳しいし、コースによってギアを変えるなんてやってらんない。仕方なく次の自転車を探すことに。

フレーム選び

前提として、ディスクロードを買うほど潤沢な資金はないので、フレーム以外は基本的に持っているパーツで組む。必然的にリムブレーキ仕様。

知っている人は知っているだろうけど、自分は金属フレーム好きなので、まず考えたのはCAAD13。

でもブランドロゴが小さくなって、カラーリングもまったく好みではなく。ピストカルチャーを意識したようなPV作るんなら見た目なんとかしろよって思うんだけど。食指動かず。そもそもフレームセット売りないけどね。CAAD13全然街で見かけないんだけど売れてなさそう…。

あとは、見た目オンリーでデローザのこれとか派手で好きなんだけど、完全に予算オーバー。

ルックは、モンドリアンが好きで、チームメイトが乗り換えで譲ってくれるという話もあったけれど、ジオメトリが微妙に合わず。

で、スペシャ。アレースプリント乗っていたので気にはなる。

ヴェンジは今乗ってるひと多すぎて嫌だが、そもそもディスクブレーキ仕様しかないので対象外。

ターマックは、、、SL5のときはレース会場行くとめちゃめちゃ溢れてて絶対に買わないと思ったものだけど。SL6は2020年モデルからはリムブレーキ仕様が廃版に。2021年モデルではSL7が出そう。ということは、SL6の2018~2019年モデルがS-Works最後のリムブレーキ仕様なのか?となったら欲しくなってきた。

サイズは、私の身長(169cm)だと52を勧められるけど、アレスプでは49で落差取って乗っている(サドル高685mm、ステム17°ベタ付け)ので同じ49を選択。ジオメトリの各数値は違うけど、リーチは同じでスタックがターマックのほうがやや高い。ハンドルは高くなるけど近しいポジションは出せるはず。

あとはどこで買うかだけど、この時期なのでオンラインストアは当然完売。店舗在庫を探すしかない。

幸い、オンラインストアでは店舗在庫が調べられる。(リアルタイム反映ではないみたいだけど)

近場ではなるしまフレンドに白赤49が1本在庫あったけど、オンラインストアで見てティンときたカモフラ柄の在庫店舗がちょっと遠方だけど1店舗あり、お店のサイトを見たらちょうどセール中。電話して取り置きしてもらい翌日来店して購入。33%オフにキャッシュレス5%還元で税込32万ほどだった。

組み立て

遠方で買ったので当然自分で組む。

今どきのフレームはインテグレーションが進んでいて組むのが大変なものもあるけれど、eTapだしターマックはほぼ汎用的なので組むのは難しくない。一番面倒だったのがコラムカットというくらい笑。ただ、組む時間がなくて日にちがかかった。

フレームもフロントフォークも全体的に華奢。しかしトップチューブだけはアレスプよりゴツい。

フレームは肉薄だが指で押しても凹むかんじはしないけど、BB周りとかも薄くてこれだいじょうぶなの?ってなる。ヘッドのベアリング受けの作りとか美しい。バリなどはなくてさすがS-Worksグレード。

BBはOSBBってあるけれど実際はBB30。これはアレースプリントもそう。紛らわしいからやめてくれないかな…。セラミックスピードのBBがついてくるけれど、パワーメーターの関係でシマノクランクを使うのでKCNCのBB30アダプタを入れた。

コンポーネントは11速のeTap、クランクとダイレクトマウントブレーキはデュラ、スプロケットはアルテグラの混成。サドルは安定のフィジークアリアンテ。ハンドルはジェイカーボンスーパーアグリー390mm。ステムは迷ったらリッチーの100mm。eeBrakeは持ってるけど扱いづらいので使わなかった。ホイールはとりあえずロヴァール。オーソドックスな構成だと思う。

インプレッション

1ヶ月1,000kmほど乗ってポジション出てレースも出たのでかんたんにインプレ。

いまさらリムブレーキ版エスタマSL6のインプレの需要があるとも思えないし、語れるほどの言葉も感性も持ち合わせていないので、一ホビーレーサーおじさんの戯言です。

走り出しは重量なりに軽い。

BB周りが薄く華奢なのでしなるのかな?と思ったけど、私の体重(54kg)とパワー(FTP245w≒4.5w/kg)ではしなりは感じられなかった。とはいえ、板を踏んでいるような妙な剛性感はなく踏みやすい。

平地巡航で一定ペースで踏み始めると、アレスプやその他所有してきた自転車とくらべても、同じパワーで踏んでいるのに明らかに楽に感じる。

私は平坦をシッティングでパワー出すのが苦手で、FTP以上で踏み始めると体力ゲージがみるみる減っていくかんじがするのだけど、エスタマだとその体力ゲージの減りがゆるやかになる気がする。不思議。

登りは、元々好きではなく、時期的にも長い登りのある場所に行かず、23区内の短い坂や尾根幹・小山田程度しか登ってないので、正直登り方がまだよく掴めていない。どちらかといえば、シッティングでケイデンスを上げて登るのが得意に思える。私はダンシング多めで、シッティングでも踏んでいくタイプなので合わないかもしれない。

下りは、速い。ホビーレーサーレベルで感じられるエアロ性能の向上については、単独で下るのが一番わかりやすいと思うけど、スーッと伸びる感覚がある。キャニオンのエアロードでも同じ感覚があったので、エアロロードに近いエアロ性能は持っているのだろう。(でも、ヴェンジのほうが圧倒的に速い。)

ステアリングについては、私は扱いやすいと思う。アレスプはSL5のフロントフォークを流用しているが、それにくらべて細くなったSL6のフロントフォークでも不安感がなく、狙ったラインをトレースできる。

振動吸収性と路面追従性については、路面のギャップでバイクがはねてトルクが抜けるような場面でも上手く抑えてくれる感覚がある。まあ今はワイドリムと25cタイヤの影響のほうが大きいし、大概のカーボンバイクならこれくらいの乗り心地の良さはある気がするけれど。

全体的にはわりと気に入ってきているというところです。見た目はレッドフックなアレスプのほうが好きだけど。でもエスタマもレース機材のわりにポップなカラーリングをするスペシャらしさがあって、これはこれでいいかもと思い始めています。